2008/06/18

アックゼロヨン・シンポジウムVol .1

ここ数日いろいろあり疲労コンパイルでぷよっぷよ状態でしたが一息つきました。

2008年6月13日アックゼロヨン・シンポジウムVol .1パネルディスカッションにパネリストとして登壇。大重美幸さん、かわちれい子さん、矢野の3名で、モデレータは森川眞行協会理事長。
一時審査の工程や感想、今後の課題などについて触れました。

審査については時間がかかるなあ。という点で結構一致しましたね。矢野がその点を強調しすぎて「1サイト20分くらいかかるのもある」などと発言し、大重さんからすかさず「その調子じゃ単純計算して一週間以上かかるだろう」とするどい突っ込みを浴びました。
現実問題300サイトとかアテンドすると今の審査手順は崩壊しかねないわけで要検討事項です。審査基準の6軸という網羅性を保持したままで、部門別に審査員を分けるといった工夫も必要かもわかりませんね。

これからアワードで評価されるサイトにはどんな要素を含むのが望ましいのか?という最後のくだりですが技術面にこだわらず、おもしろさをどう評価するか、発想面が評価されるサイトに注目してはどうなのか、という大重さんのご意見と、ある程度技術的要件を協会側で決めてしまえ。そしてふるいに掛けろ。という矢野の乱暴な意見の2方向でた。と認識しています。かわちさんはもっと中身、メッセージ性をターゲットのニーズに合わせて考えたサイトが増えるべきだと意見しました。

ネット関連のパネルってこうあるべきでは?というご意見などございましたらどなたか下さい。

シンポジウムにパネルって付きものですが、パネルの定義は「ある程度筋道のついた話題について壇上の人が意見を出し合う。出された意見に対しオーディエンスが引き続き議論する」ということになります。
ウェブというメディアを経験した世代にとってはやや古い感のある形式ですな。
「議論喚起」という機能を重視するのであれば、あえてオンライン上でやってどしどしコメント付けてもらうくらいやるのも効果的なんじゃないかしら。と思いますね。

ニコ動みたいに画面上に突っ込みが横切る方式は建設的な議論にしにくいでしょうけども。

本筋以外の感想としては、神(しかも結構最近まで女性だと思っていた)である大重さんが至近距離にいるもので緊張した。ということですね。
緊張のあまり黙ってられず、控え室でえらい話しかけてしまいました・・。