2009/04/15

kirienta:オーガニックコットン

Tシャツの季節。切り絵作家さとうふみえと合同でTシャツを作る事にした。
着心地がよいので日頃オーガニックコットンを愛用しているため、どうせならボディはそれでいこうということで、コストなど調べてみるうちいろいろ勉強になった。
コットン農園はもの凄く農薬が必要なんだそうだ。
ウズベキスタンとかインドとか、比較的土地に余裕のある地域で大量生産する場合、効率化を重視して農薬を大量散布し、綿花を育成する。
育成した綿はコスト軽減を重視して、小銭で動く子供や女に人海戦術で摘み取らせる場合もある。
このようによその国の土地を荒らして子供から教育の機会を奪いながら、薬付けで病気になった農夫の短い一生があるおかげでTシャツ900円とかで買えてるというわけだ。なるほど。
大規模経営でコスト削減。というキャッチフレーズが抽象化している実態は頭に入れておきたいものである。
長い足を生かして安服屋の広告に出てる女性がいるけど、ヒマな時はアフリカの子供がどうとか言って哀れんでたりするがあれは一体なんだろな。あだ名は「美しきマッチポンプ」に決定。