2014/05/30

つわり通勤


昨年年末から仕事が非常に忙しく、ストレスも多かったことから年明けは非常に体調がよろしくなく、あーストレスがたまると微熱が続くのね。あーストレスで全然食欲ないわ。うあーストレスで眠い。ストレスで乳が張ってつらい。と、思いながら生活していたところ、現在5月末時点で立派な妊娠7ヶ月です。ストレス恐いとかおもってたら単に妊娠してただけなんですねー。よかったよかった。
ということで、
「フルタイムで仕事して上に子がいる40歳の妊娠生活」をおもいでとして書き残しておこうとおもいます。

ちなみに私の仕事はインターネットの技術を使ってサービスを提供する会社の、アプリやウェブページのデザインとか、メディア企画などです。就業時間は10:00-19:00くらいで、こどもはほかに小学生がいます。家事とフルタイム勤務に従事するごく普通のワーキングマザーです。前の出産がもう11年前なので何もかも忘れてます。

1回目は「つわり通勤」です。

妊娠10週といわれるころあたりから気持ち悪くなってくるいわゆる「つわり」ですが、胃腸障害や二日酔いのように単に気分が悪くなるわけではなく、考えがまとまらないとか集中できない、めまいがする。食べ物のし好が変わる。と言った症状が出るのが妊婦の特徴です。
私の場合この頃平熱が37.5℃程度で、全身倦怠感と「いろいろくさい」現象がありました。
においが気になることでハードルがあがるのが通勤です。

50メートル先を歩く人の持っているタバコのにおい。混んだ電車で接するおじさまの昨晩の酒の残り香。そのスーツ、しばらく洗ってないね?的な汗のにおい。セクシー女性のムスク系の香水。駅前のつけ麺屋の鰹節臭。これらがスタンド(ジョジョの奇妙な冒険参照)のようにはっきりした輪郭を持って攻撃してくるのです。鼻から入ってみぞおち付近を「URYYYYYYY!!!!」するスタンド。目もかすんできますしめまいもします。つけ麺屋に至っては本気で「たのむからつぶれてくれ」と念じるほどでした(人気店なのでつぶれません)。

じゃあ時差通勤で比較的すいている早朝に移動すればよいとも思いますが、つわりの時期は微熱も手伝って、なかなか早く起きるのも大変です。マスクをすると少しラクです。でも夏場だったらそれもまた別の意味で辛いかも。幸い私はこのころ寒かったのでずっとマスクをしていました。さらに電車のドア付近に張り付いて、ドアと車体の隙間に顔をひっつけてフレッシュなエアーを求めていました(危険なだけで、効果なし)。

会社に相談して遅く出社することを許容してもらうという手段もありますが、私の場合なにせ40歳だもんで妊娠15週くらいになるまで流産の確立が50%程度と言われており、周りに伝えるのはその時期が過ぎてからにしましょう。という医師からの指示もあり、つわりがきつかったころは単なる「覇気のない人」でした。
高齢の妊婦でなくともだいたい会社や同僚に妊娠していることを伝えるのは妊娠15週以降であることが多いとおもいますが、具合は悪いが事情を言うに言えない。ということで「ぐぬぬぬ」となった経験のあるかたは少なくないかもしれません。

最後に1つ、ワーキングマザーあるある。
つわりがだいたい終わった5ヶ月くらいの働く妊婦さんに「つわりつらかったでしょう。」ときくと、「いやあ、そうでもないよ(ニコッ)」という答えがかえってくることが多いです。
自分が妊婦だとわかるのですが、妊婦ワーカーは「出産まできつくなっていくいっぽう」ということはあっても「楽になる」ことがあまりないため、過去がどんどん現状で上書きされていきます。結果、今より前の記憶をたどると「そうでもない」という感想になります。
とくに出産後のワーママさんですと、出産がつらさのピークですからそのほかのことはたいてい「とるにたらないこと」に格下げされてしまい、何をきいても「いやあー、そうでもないよ(ニコッ)」になります。
そんなしんどい妊婦ワーカーですが、かといって荒んだ心を抱いて生きているわけでもなく、精神的というよりは肉体的にしんどいだけなので、わりと人の痛みにも敏感になってたりして、けっこう人当たりよかったりするので安心してください(ニコッ)。